平成29年8月6日、鳥海山の中腹にある鳥海山大物忌神社のお宮2社に参拝しました。
山形県遊佐町          鳥海山大物忌神社 中の宮 (御朱印無し)
                   鳥ノ海 御濱神社
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山形県遊佐町          鳥海山大物忌神社 中の宮
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こちらは、国民宿舎 大平山荘の駐車場の奥に鎮座しています。
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日本海に面した標高1,000mの厳しい気候の場所に合わせたのか、コンクリート造の社殿でした。
こちらには、御朱印は用意されていない様です。

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鳥ノ海 御濱神社には、大平登山口から吹浦口コースと長坂道で笙ガ岳に寄り道し、
御濱神社まで戻った後、象潟口コースで鉾立登山口に下山しました。
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周辺地形図
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大平登山口
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少し登ると、五合目 三の宿。
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大平山荘と観音森。          飛島も見えていましたが、写真には写りませんでした。
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勾配が緩んだ所に、見晴台。                    ミニミニの影鳥海。
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左には、          湯ノ沢岳、摩耶山 ~ 温海岳 ~ 酒田港 と、   庄内平野。
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更に左は、     月山 と 朝日連峰。
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少し登ると見えた尖がりピークが、三峰。
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その先の窪地が、
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清水大神でした。
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奥には、小さな池もあります。
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更に登ると、涸れ沢を登る様です。
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ここが、「とよ」でした。
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この付近までのチングルマは、花穂に変わっていました。
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とよ上部で振り返ると、象潟の海岸線。
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小尾根を越えると、河原宿です。               正面右の斜面から、bd42f3f3.jpg
外輪山が覗いています。
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ここでは、まだ咲いていてくれました。
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段々花の種類も増えて。
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下には、大きな残雪があります。          秋田県側も霞んで遠望は利きません。
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少し登ると分岐して、両方とも石畳が続いています。ここを直進した方が鳥ノ海 御濱神社は近いのですが、
高山植物が多い笙ガ岳に寄り道する為に、ここを右折して登ります。
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しばらく振りの、ウサギちゃん。
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振り返ると、後続の方も増えてきました。
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鳥海山の最高峰 新山も見え出しましたが、まだ太陽高度が低く逆光でシルエット状態です。
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最後は、木道でコルに登ります。
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木道が終わると、長坂道。                    右折して、笙ガ岳まで往復します。
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小ピークを少し登って、左にトラバース。
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最低鞍部の先、 笙ガ岳 ~ 二峰 ~ 三峰は、 すべてピークを越えて行きますが、
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三峰で振り返ると、最低鞍部から左に、踏み跡が河原宿の分岐方向に続いています。
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山頂方向は、まだ逆光。
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その右に、     千畳ヶ原と月山森。
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月山森と月山。          最上地方は雲海の下。
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三峰山頂
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秋田方向と稲倉岳。
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笙ガ岳と二峰。
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鞍部には、たくさんのチングルマ。
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二峰からの、笙ヶ岳。
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二峰で振り返る。                    中央付近の小ピークの先が分岐。
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月山の左に、村山葉山。
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最後の登りは少しだけ。
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笙ガ岳山頂には、真っ赤に錆びた指導標。(振り返って撮影)
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足元の尾根を直登してくる、長坂道。     足元にはハクサンイチゲ。     正面には、酒田港。
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月山森 ~ 月山。
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笙ガ岳山頂では、まだまだたくさんの花々が咲き乱れていました。
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かなり傾いてしまった、二等三角点。        ここまで傾いた三角点は、初めて見ました。
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そろそろ戻ります。
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中央の鞍部の小さな出っ張りにある、御浜小屋を目指します。
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途中で振り返ると、雲が湧き出し始めました。
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千畳ヶ原にも、雲が流れ込み始めます。
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そろそろ今の内に、新山と外輪山をUPで撮影しておきましょう。
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更にUP。
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左のピークが最高峰の新山。     その右に光る屋根が、鳥海山大物忌神社の山頂本殿です。
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その後、しばらくは見えていましたが、
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分岐まで戻ると、そろそろ雲に飲まれそうです。
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振り返ると、笙ガ岳は雲の中でした。
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どんどん雲が増し、
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山頂のシルエットが、かろうじて。
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この後、新山が顔を出す事はありませんでした。
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振り返ると、三峰しか見る事が出来ませんでした。
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御浜小屋付近では、大勢の登山者が休憩し、たくさんの物資も置かれています。
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御浜小屋には、鳥居があります。
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御浜小屋の奥のトイレは改築中で、小屋の前を通り抜けが出来ません。
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御浜小屋の中に、          鳥ノ海 御濱神社。
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小屋付近には、ハクサンフウロ。
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同じコースでピストンは好きではありませんので、象潟口コースで鉾立登山口に向かいます。
正面の大きな残雪の上部が、
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河原宿の入口です。
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その残雪を登る、グループがありました。
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賽ノ河原にも、雪が残っています。
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ここも休憩スポットですが、ここまで下ると気温が上がった様に感じられます。
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尾根渡り
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鉾立登山口の直前に、TDK小屋の東雲荘。                    無事下山。


笙ガ岳は花が多い山と聞いていましたし、
御浜小屋の鳥ノ海 御濱神社の御朱印は、7~9月の間に頂けると聞いていましたので狙っていましたが、
7月は日曜日のたびに悪天候で、この日になってしまいました。

それでも笙ガ岳の山頂は、まだ多くの花々が咲き乱れていました。
でも、新山と鳥海湖の定番写真は、また今回もダメでした。

象潟口コースは鳥海山登山のメインルートで利用頻度が高く、ほとんどすべてに石畳が敷かれています。
今回の、吹浦口コースの方が足に優しく感じられました。

鉾立登山口から大平登山口へは、距離は2km位で標高差80m位の下りです。
歩いても30分位ですので、あえて自転車を持ち込まず歩きました。
日本海の海岸線を見ながらの散歩の予定が、雲でほとんど展望はありませんでした。