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東北の一級河川 北上川が太平洋に注ぐ追波湾の南に、雄勝半島があります。
その雄勝半島の中心付近に石峰山があり、その山頂付近に石神社があります。

この石神社(いそのじんじゃ)は、陸奥国旧桃生郡の延喜式内社 石神社の有力な論社です。

平成29年9月24日、石峰山の登山口でもある里宮の葉山神社から登り、参拝しました。

宮城県石巻市雄勝町       石峰山  本宮    石  神  社
                            里宮 薬師 葉 山 神 社

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パンフレット
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案内図。     標高約350mの石峰山に、波打際付近から山頂付近まで登って1時間弱は、
         山慣れた人以外には無理でしょう。
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周辺地形図。               葉山神社は石峰山の南、大浜地区に鎮座しています。
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写真の海岸線中央付近に、葉山神社が鎮座していますが
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少し角度を変えて、葉山神社の現在の全景。       真新しい拝殿が写っています。
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これは、平成25年5月撮影のGoogleストリートビューです。          右の赤い社殿は、
棟に千木や鰹木が乗っている事から、以前の写真と比べると本殿なのでしょう。
つまり、葉山神社は東日本大震災の津波で被災し、現在の社殿は少し高台に再建された社殿です。
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参道入口には、両神社の社号標。
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案内板
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階段横の摂社。
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案内板
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一之鳥居
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階段を登ると、左に鐘楼。
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以前の赤い社殿は、この正面にあった様です。
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現在の参道は、左の階段を登ります。
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右手の更に高い位置に社殿が見えますが、
その背後に建つ砂利道の奥の住宅は、神職の住宅です。
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左の建物は、新しい社務所です。
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二之鳥居
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拝殿
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明治以前の里宮 薬師 葉山神社は、別当寺の薬師堂で
御神体の薬師如来坐像と随身十二神将像や絵馬等は津波での流失は免れました。s-IMG_0001 (2)
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角度を変えて。
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本殿
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本殿右横に末社。
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一旦、砂利道に戻り
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少し進んで右に少し降りるのが、現在の石神社の参道です。
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鳥居の前に記念碑。
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明治以前の石峰山は、山岳修験の霊場で、
約600年の歴史を持つ羽黒派の「法印神楽」は、国の重要無形民俗文化財として伝承されています。
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石神社の一之鳥居。
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鳥居扁額
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葉山神社からこの辺りまで、満開の彼岸花が印象的でした。
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少し登ると、
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ここに、銅板を巻いた鳥居があった様です。
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更に登ると、左斜面の奥に「若宮八幡神社」がある様ですが、未確認。
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参道は小沢から少し離れた植林地を登って行きます。
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木橋の手前の左斜面には、「愛宕神社」の祠が見えました。
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その先には参道の十字路です。     正面はビニール紐で塞がれ、     右は小沢へ。
ここは左折して登ります。
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その先の右側の、小沢を挟んだ小高い場所に、杉の大木が見えました。
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木段が現れると、
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赤松林に変わり、右に巻いて小尾根を登ります。
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その先の分岐は、右に作業道が分かれますが、左の参道を登りました。
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参道は左斜面を登り、
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沢を跨ぎますが、その先の参道は不明瞭になりました。
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沢の両側を、参道と作業道が登る様になり
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ここで合流しました。               振り返って撮影。
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また少し登ると
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現れた大岩が、
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御神馬の足跡岩。
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右の急斜面をジグザグに登る様になると、木々の間から赤い鳥居が見えました。
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分岐です。          左は、ご神体(石神社)。          直進は、神籬。
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左折すると、
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二之鳥居。
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ここが、石神社の御神体です。        燭台がたくさん並んでいました。
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分岐に戻り、更に登ります。
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山頂付近に、祭壇状の大岩が現れましたが、これが神籬なのでしょう。
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その右奥に「海の幸トレイルランニングNEXT」のコース表示があり、
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左に少し進んだ一番高い所がこの岩ですが、山頂では無い様です。
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戻ってコース表示を通過し、少し下って登り返した所が
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山頂の
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三等三角点でした。
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展望はありません、信仰の山の様です。
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下山は作業道を下りましたが、参道より広く歩き易く思いました。
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