出羽国旧平鹿郡には、 延喜式内社が二座あります。

塩 湯 彦 神 社         御 嶽 山  塩 湯 彦 神 社        秋田県横手市
波宇志別神社         保呂羽山 波宇志別神社              横手市

前回は雪囲いがされ、社殿や由緒書が良く見えませんでしたので、
令和6年9月28日、塩湯彦神社に再訪しています。

前回の記事に追記して、まとめたいと思います。



平成29年5月3日、御嶽山 (みたけさん)に登り、塩湯彦神社に参拝しました。

御嶽山は、JR横手駅の北東、直線距離で9kmにあります。
その山頂に、塩湯彦神社が鎮座しています。

今回は登山口から歩くつもりは無く、林道終点からちょっと神社までと、
                        雪解けを待ってそろそろ融けたかなと出発しました。
07e8bc31.jpg
横手市街地から林道萱峠線を登ると、残雪の鳥海山が見え
                        撮影ポイントをさがして、最初に撮影したのがこの写真。
b436b8c1.jpg
カメラの小さな画面では気付きませんでしたが、熱気球も写っていました。
c0e48442.jpg
南の稜線越しには、神室山~前神室山も見えます。
a323bfe2.jpg
林道を登るにつれ、横手の市街地も見え始めます。
d0de7830.jpg
登山口を見付けましたが、その先にある山頂へ向かう林道入口へ進みます。
798ebe7e.jpg
入口どころか、萱峠線自体を塞ぐ大きな残雪が残っています。
          このまま帰るのも嫌なので、登山口に戻って歩いて登る事にしました。
530c3b47.jpg
登山口の駐車場からは北西側が開け、遠景の山脈の右端越しに
2346c6e0.jpg
男鹿半島の山脈が見えます。
s-048
駐車場の向かいには、根元が大きく抉れ反対側が透けて見える杉の古木、
                                    「追分の一本杉」があります。
d0de7830.jpg
また戻って来ました。
7348b4f5.jpg
02eae713.jpg
1d4b0a95.jpg
周辺地形図
s-045
左斜面は大規模な伐採が行われ、山肌は作業道で大きく傷付いています。
a86af26d.jpg
s-051
登山道は尾根を直進せずに、左に巻いて登ります。
s-052
s-053
窪んだ登山道にも雪が現れ始めました。
s-054
最初の分岐です。
7132e654.jpg

登山口の案内では、「みはらし台」だったのですが、まずは「眺望地」へ。
fb9dee92.jpg
登山口との標高差80m程でこの展望。     西に向かって大きく180度近く開けていました。
767b5ce2.jpg
南は、虎毛山周辺~神室、前神室山。
af04c3f5.jpg
神室、前神室山~月山
cf402b7a.jpg
月山~鳥海山。               この右には、男鹿半島の右、太平山の手前まで。
ee8bd7ca.jpg
峰越しに、月山。
bfe59ee0.jpg
横手市街地越しに、鳥海山。          この角度の鳥海山は見慣れていません。
e0b29277.jpg
分岐に戻り山頂を目指すと、今度は大きな残雪です。
s-066
林道分岐に雪は有りませんでしたが、
s-067
右の林道入口方向には、たっぷりと。
s-070
林道上には、雪で折れた太い松の枝も残っています。
s-072
その先の林道は、ほとんど雪だらけでした。
s-073
林道は一旦少し下りますが、
s-074
急な坂を登る部分は日当たりが良く、雪が途切れている部分もありました。
P1030270
白滝観音 分岐
s-075
大きな案内板です。
s-076
s-077
ここが、白滝観音分岐です。
s-121
入口には二体のお地蔵様がありました。
s-078
山頂へ向かいます。
0e27d422.jpg
やっと山頂が見えました。
5f4955e6.jpg
15e6a959.jpg
林道が、斜面を右に大きく廻り込むと
b21fb058.jpg
また大きな案内板が現れましたが、
P1030271
本来、案内板には屋根があった様です。
dee4dbce.jpg
s-086
その先は水場がある、林道終点でした。
P1030272
現在は屋根が無く、プラスチックのパレットが乗っていました。
s-111
この付近の斜面に、登山道は見付かりません。
4d254630.jpg
左の雪渓(やはりこの下に、石段が続いています)を登ると、
dcd3a05f.jpg
尾根上に石段が現れ、神社の参道なのでしょう。
地形図では、この尾根を登山道が真っ直ぐ下っていますが、踏み跡はありませんでした。
登って来た雪渓の下に、登山道があると思うのですが?
a4a1f3ef.jpg
階段から少しで、塩湯彦神社 です。
P1030274
今回は、普通に参拝出来ました。
440e55eb.jpg
前回は、雪囲いがされています。
775bc064.jpg
石灯籠には、「御嶽山大権現」と刻まれています。(この石灯篭は倒れていました)
s-095
右の大きな残雪の下には、何かあるのかな?
s-099
左手には、黒森峠への登山道。
s-100
神社の背後が、最高地点の様です。
P1030279

P1030275
s-101
左には、支柱と一緒にワラで巻かれた2本の樹木?
s-102
その横から透けて見えた左の山は、真昼山地の主峰 真昼岳で、
           その右斜面に顔を出しているのが、和賀岳です。
P1030278
雪囲いは、半分程しか外さない様です。(また現在は、鎖やワイヤーで補強されています)
s-103
神社の背後に、コンクリートブロックで造られた旧社殿かな?
鉄の扉が開いていたので後程中を覗くと、からっぽでした。
s-104
この尾根の先に三角点がありますが、見付けられそうも有りませんので
20045ff4.jpg
ここから戻ります。                    最高地点には何もありませんでした。
c5b682d7.jpg
雪囲いの隙間から、カメラを差し入れ撮影。
P1030276

06bd4503.jpg
P1030277
P1030277t
この由緒書を、全部読んでみたかったのが、一番の目的でした。
塩湯彦鶴ヶ池神社は、里宮だった様です。

秋田県内の延喜式内社は、こちらを含めて三社しかありません。
P1030273
s-110
雪渓を下り林道を下り、          途中寄り道をして残雪を歩き、南方の山々を撮影。
e82812cf.jpg
焼石連峰
36f5b52d.jpg
栗駒山
26f773cb.jpg
虎毛山、高松岳周辺。
54be81bf.jpg
鳥海山を垣間見ながら、往路を忠実にたどり
s-068
ec0f21a8.jpg
無事下山。


1d4b0a95
今回は、白滝観音口にも立ち寄っています。 
P1030281
P1030282t
案内板では、遊歩道として案内されています。
P1030283
車止め   
くまさんの目撃情報が多い昨今、歩く方の少ない所に夏草が繁茂した状況で、歩きたいとは思えません。



2f183712.jpg
林道萱峠線の入口、横手高校付近からの御嶽山。
0e1376cc.jpg
ここから見ても、雪が残ってますね。


当日スライドした地元の方も、雪の多さに驚いていました。
林道萱峠線には、カメラ片手の登山者以外の車も見られました。
通常みはらし台より上に登っても、それ以上の展望の良い場所はありません。

登山口から少し登っただけでこの眺望は、お気に入りの場所がまた増えました。