
陸奥国 旧栗原郡の延喜式内社である駒形根神社の奥宮は、
宮城、岩手、秋田の三県に跨る、標高1,627mの栗駒山山頂に鎮座しています。
奥之院のお室は、山頂の南西1.4km程の標高1.370m付近に鎮座しています。
令和3年8月29日に、参拝しました。

今回は、登山口~表掛コース~お室(奥之院)~天狗平~奥宮(山頂)~中央コース~いわかがみ平
と歩きました。

県道で、いわかがみ平に向かうと、3つ目のスノーシェッド手前に登山者用駐車場があります。

登山届用ポストと案内板。

県道42号線で岩ケ崎から登山口に向かうと、栗駒ダムの先で土砂崩れの為、通行止めでしたので、
戻って、駒形根神社の里宮から世界谷地湿原方面に向かい、耕英地区経由で迂回しました。

スノーシェッドの左に、登山口。

須川コースは昨年同様に、立ち入り禁止の様です。

登山道はブナ林の逍遥から始まります。

お室手前の分岐まで、御沢以外の小沢も、数え切れない程跨ぎます。

中には、直径1mを越えるブナも。


小さな指導標。

底の浅い緩やかな水の流れ。 これが鉱泉かな?

大地森が見えると、

御沢入口でした。

緩やかな流れの先で、一旦沢から上がりますが、

直ぐ御沢の本流でした。

上流方向

振り返ると先程の指導標が、木々の中に隠れているだけでした。
下りでは、気付かず通り過ぎてしまうかも知れません。

対岸に渡り、しばらく右岸を高巻きます。

その先で御沢の溯上が始まります。


平均すれば、100m程度に一度はペンキマークが在り、不安は感じません。

沢の両岸は、今も浸食され続けている様です。

沢のしゅう曲を高巻いて、ショートカットしています。

段々大きな岩が増えてきた様です。



また、ショートカットでした。


珍しく岩盤の上を、流れていました。



右のペンキマークの先に、

小さな指導標。

両側にペンキマーク。 どちら側を歩けば良いか迷ってしまいます。




御沢・大日沢出合い 右側は黄色のテープで塞がれています。

水量は半分以下に減りましたが、勾配が一気にきつくなりました。

直ぐ右岸に、巻き道が始まりました。

途中に、小さな指導標。

暫らく沢に戻りますが、

はしご滝が現れると、

また右岸に、長いロープが付けられた、巻き道が始まります。

はしご滝上部から見下ろす。

その先で、登山道の傾斜が緩みます。

やっと、山頂が垣間見えました。

次の滝の手前、左岸にあるロープの付いた急坂を登ります。


やっと、お室の岩壁も見え始めました。

また、長いロープが付けられた急坂。

その上で、山頂稜線が一望でした。

分岐です。 左は、昨年登った大地森コース。 お室周辺の岩壁が一望でした。

左端で、大地森コースが樹林帯に入ります。

岩壁の下、中央付近の2名の登山者が、お室の位置でした。
お室に近付くと、段々登山道が不明瞭になります。

山頂は右端。

昨年5月の、お室の残雪と山頂。

昨年は、この草付き斜面の大部分が、残雪に埋もれていました。
今回は、少量づつ沢山の種類の高山植物の花が、迎えてくれました。

宮城県側は、霞んで遠望は利きません。

岩壁の下、洞門内にお室。

延喜式内社 駒形根神社の奥之院です。

中には石祠等、色々な物が沢山入っていました。

そのまま右に山頂を目指すと、岩壁の切れ目を目指して、高度を稼ぎ

最後は短いロープで登り切ります。

湯浜コースに飛び出し、

右折すると、後は昨年歩いたルートと同じです。

中央付近の裸地が、天狗平。

天狗岩も見え始めました。

4本の登山道が交わる、天狗平。 正面の須川コースは、案内板で閉鎖されています。

山頂手前に、天狗岩。

お室方向を振り返る。 山形県も霞んで、遠望は利きませんでした。

これは、騙しピーク。

栗駒山上空は晴れていましたが、秋田県や岩手県は雲の多い天候でした。
山頂稜線の木道の先に、山頂ですが、

本日最後の登山者だったのか、いつもは大勢の登山者で賑わう山頂を、今回初めて貸し切りでした。

左に、駒形根神社の奥宮。

側面に、駒形根神社の御由緒。

珍しく正面の扉が開いていた、昨年の写真。

一等三角点 「 酢川岳 」

山頂標識も、表面の保護塗料が落ちて、味が出て来ましたね。

中央コースの先に、いわかがみ平の駐車場。

日が影ってしまいましたが、 無事下山。
昨年もお室を歩いていましたが、大量の残雪に埋もれ目にする事が出来ませんでした。
今回は、表掛コースの名の通り正参道なのでしょう、御沢コースの別名もある登山道で
避暑を兼ねて、のんびり沢歩きを楽しみながら登りました。
のんびりし過ぎて、夏山の山頂を始めて貸し切りに出来たのは、ご愛敬です。
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